2004年1月、加賀のゆびぬきをご紹介するために、初めての作品展を開催することができました。
5日間の会期中にはのべ1000名を超える方(ブラザーさま調べ)にご来場いただきました。来てくださった皆様、ありがとうございます。
簡単ですが、レポートをさせていただきますね。
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■2004年1月13日(火)〜1月17日(土)
■ブラザーアートスペース銀座
■展示:加賀のゆびぬき、ゆびぬきに関する資料や古い手仕事作品、ゆびぬきを応用したアクセサリーなど。 ■主催:大西 由紀子 |
このたび、ブラザー工業さまのご好意で、加賀ゆびぬきの展示会を開くことができました。
インターネットでゆびぬきを紹介してきたことがきっかけで、さらに多くの方々に実際にゆびぬきを見ていただき、興味を持っていただいたことに大変感謝しております。
会場は連日多くの人にご来場いただき、「こんな美しいゆびぬきが日本にあったなんて」と楽しんでいただけたようです。
会期中は、私も会社から休みをもらってなんとか参加することができました。
初日の朝に会場の設営をしていたときから、早起きのお客様がやってきました。 「お一人様、お買い物は1点まで」とさせていただきましたが、用意した製作キット100個はあっという間になくなり、連日ホテルで夜なべで作りました。 途中で材料がなくなり、キット内容を変更せざるを得ませんでした。ご迷惑をおかけしました。
販売分のゆびぬき作品も会期中に全てお買い上げいただきました。ありがとうございます。そして、気に入りのものを手に入れることができなかった方、ごめんなさい。 会社の昼休みなどにも作ってがんばったのですが、まるで数が足りませんでした。 代引き販売分の発送は石井さんにお願いしてますのでお待ちください。
ゆびぬきを見に来て下さった方。何度も会場へ足をお運びいただいた方。キットを買って作ってみて、出来上がりを見せに来てくださった方。 以前からメールでは存じ上げていた、ゆびぬき関係のお友達。様々な人に会うことができました。それぞれゆっくりお話できずに残念でした。 嬉しい悲鳴をあげつつ、とても楽しく過ごさせていただきました。本当にありがとうございます。
5日間続いた作品展の最終日は、東京には珍しい雪模様でした。寒さにも関わらずやはり多くの方々が来てくださいました。 ありがとうございます。時間があればもっとゆっくり話したいこともたくさんあったのですが、その日のうちに札幌へ帰らねばならずあわただしい撤収でした。
予想外の大成功に、関係者一同(といっても数人ですが)今後の対応に現在頭を悩ませております。 皆さまのご期待にどこまで応えられるか分かりませんが、可能なことはやってみようと思いますので今しばらくお時間をくださいませ。
キルトジャパン1月号( 日本ヴォーグ社)
美しいキモノ冬号(アシェット婦人画報社)
コットンフレンド11月冬号(ブティック社) :サイトでのイベント情報へも掲載していただきました →こちら
コットンタイム1月号(主婦と生活社)
パッチワーク通信1月号(パッチワーク通信社)
おしゃれ工房1月号(NHK出版)
ビアンフェ(クロバー)
和楽1月号(小学館):カラー見開き2ページの記事にしていただきました。
朝日新聞夕刊・東京マリオン1月8日
ブラザーアートスペース銀座展示会の会場です。
東京在住の店主さまには、各種連絡、調整などマネジメントをして頂きました。
金沢に関係するたくさんの人たち:ご自宅にあった古いゆびぬきや花嫁のれん・加賀袱紗・古い日本のパッチワークやお細工ものなど各種資料としてお貸しいただきました。
琵琶湖文化館:平成5年に「近江商人の妻たち」展はここで開催されました。古いゆびぬきの載った図録など送っていただき、会場で展示しました。
近江八幡市立資料館:「近江商人の妻たち」の展示品はこちらに保管されています。 副館長さんが研究、作成した紐飾りの大変貴重な見本帳をお借りして会場にて展示しました。
日蓮宗真成寺:石川県金沢市にある、「鬼子母神さん」の愛称で知られる、百徳着物の奉納で有名なお寺。 奉納された品々は、国の「重要有形民族文化財」に指定されています。百徳の写真を会場に展示させていただきました。
オーナーさまの素敵な日本のゆびぬきコレクションを、会場で写真で紹介させていただきました。
ちりめんお細工物ミュージアムの図録を会場で展示させていただきました。
サイト上でゆびぬきの紹介をして頂いており、今度の展示会の宣伝にもご協力いただきました。
愛用している絹糸のメーカー様です。発色がとても綺麗です。会場販売分の糸の調達などでお世話になりました。
真綿に関する活動をしています。今回真綿を少し分けていただきました。